2016年7月20日 (水)

「南無そのまんま・そのまんま」

7月16日(土)、中野サンプラザで開催された仏教カルチャーセミナーを聞きに行った。講師は宗教評論家ひろさちや先生である。ひろさちや先生の講演は何度か聴講したことがあるし、著書も何冊か読んだ。いつもながら分かり易い語り口だった。そのいくつかを書き留めておきたい。  そのまんま・そのまんま 人間には欲がある。お金持ちになりたい、出世したい、人か...

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2012年7月14日 (土)

「かのように、生きていく」

7月14日(土)、在家仏教協会講演会に出席した。講師は東京医療保険大学大学院客員教授菅原伸郎先生である。菅原先生の講演は初めてである。人生の哀しみに仏教はどうこたえるのか、分かりやすい語り口であった。(右写真:高幡不動のあじさい)    ◇西条八十の哀しみ西条八十は31歳の時、3歳の次女慧子(さとこ)を疫痢で亡くす。その時の詩である。吾児はあまりに美し...

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2011年12月24日 (土)

「社会をつなぐ言葉」(仏教カルチャーセミナー)

12月24日(土)、仏教カルチャーセミナーが中野サンプラザ研修室で開催された。講師は駒沢大学名誉教授奈良康明先生である。奈良先生の講演は何度か拝聴したことがあり分かり易かった。今回の講題は「社会をつなぐことば」ということで、相手を傷つける不注意や無慈悲な言葉が多くなっている現状を踏まえ、言葉の大切さについて語られた。先生の講演を思い起こしながらじっくり考えてみたい。 &n...

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2011年7月24日 (日)

「心清浄の力」

 7月23日(土)、在家仏教協会の講演会に参加した。講師は東洋大学名誉教授菅沼 晃先生である。菅沼先生の講話を聴いたのは初めてであったが、大震災のことにも関連して話をされ、いろいろ考えさせられた。私なりに心に残っていることを記しておきたい。 核エネルギーのこと  講師が引用された、池内了『物理学と神』は読んでみたいと思う。「核エネルギーは、さまざまな生物の種を作り出した...

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2011年4月11日 (月)

「人知の闇と自然災害」

◇  4月9日(土)、在家仏教協会の講演会を聴いた。講師は作家高史明氏である。親鸞の教えを自らの信仰体験を踏まえて説いてくれた。東日本大震災は天災と人災が同時に起きた、今こそ自然と人間の関係が問われている、とも語られた。この講話を聴いて私自身の心に残ったことを書き留めておきたい。(画像は高史明講師、クリックすると拡大します) ◇  講師は、「海底が裂け大地震と大津波が...

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2010年10月 4日 (月)

論語に学ぶ

論語に学ぶ◇ 9月23日(祝)、「論語素読の会」が東久留米市市民プラザ会議室で開催された。この会の趣意書には、「論語を繰り返し声を出して読むことによって、‥‥元気で感謝の気持ちを育み、人格と品格を形成する日本人」になることを願っているとある。そう言えば、論語の音読を学校教育に取り入れる動きが広がっているそうである。半年前になるが、右写真の記事が掲載されていた。(クリックすると拡大します) ◇ この...

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2010年9月18日 (土)

「蓮如という光」

◇ 9月6日(月)有楽町のよみうりホールで「蓮如という光~親鸞の教えと伝道に捧げられた生涯」というテーマの講演会に出席した。講師は草野顕之大谷大学学長と作家の五木寛之氏であった。私は蓮如のことはあまり知らないが、有名な「白骨の御文」だけは頭に残っている。「我やさき、人やさき、けふともしらずあすともしらず。おくれさきだつ人は、もとのしずくすゑの露よりもしげしといへり。されば、朝には紅顔ありて、夕には...

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2010年7月10日 (土)

「慈悲」について考える

◇  7月10日(土)、在家仏教協会講演会を聴いた。講師は曹洞宗大本山永平寺布教部長西田正法師である。テーマは「慈は無瞋(むしん)なり 悲は不害なり~慈悲について考える」というものであった。もとより仏教の一番大切な部分である。しかし、テーマをみただけではなかなか飲み込めない。以下は今日の講話の内容から外れるかもしれないが私なりの感想である。◇  釈尊の出家と初転法輪を支えたものは慈悲心とされる。一...

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2010年3月23日 (火)

清沢満之「我信念」を読む

à           3月19日(金)は親鸞仏教センターの輪読会「精神主義の思想を問い直す」の最終日だっ た。私が清沢満之の名を知ったのは、40年以上も前になる。学生生活の中で何か人生の拠りどころを求めて手にした本多顕彰の「歎異抄入門」(光文社:初版S39年)に「我が信念」について記してあった。著者は「白状するが、私は清...

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2010年3月16日 (火)

清沢満之の「万物一体論」

à           3月の親鸞仏教センター輪読会のテーマは「精神主義の思想を問い直す」である。清沢満之は明治期に活躍した真宗大谷派僧侶、哲学者、宗教家。文久3年(1863)尾張徳川家の足軽組頭の家に生まれ、明治11年真宗大谷派の僧侶となり、その後東大予備門に進み、東大哲学科を首席で卒業。後は同派が経営を委嘱されている中学...

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